30歳過ぎて5浪。日雇い労働しながらYouTubeを続ける早稲田中退芸人が東大受験で悟った「どれだけ努力しても、超えられない能力の壁」

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TAWASHIさんは新潟県の平均的な所得の家庭に一人っ子として生まれ育ちました。小さい頃は内弁慶で、「仲がいい友達の時にはにぎやかだが、他所にいくと静かになる」子どもだったそうです。

それでも、毎日コツコツやる性格が奏功して、成績は非常によいものでした。小学校の時は同級生が90人、公立中学校の時では120人の中で1番の成績でした。高校は地域の進学校である新潟県立新発田高等学校に進学し、300~400人ほどいる同級生の中で10番くらいの成績を確保していました。

TAWASHIさんの中学時代
公立中学校の時は1番の成績でした。(写真:TAWASHIさん提供)

まじめだけど将来の夢がなかった高校生活

「高校までは割とまじめな優等生でした。当時、将来の夢はまったくなくて、近くで偏差値が高いところだから漠然と東北大学の法学部を目指していました」

現役の時は東北大学はD判定程度。新潟大学でC~B判定程度が出ていたTAWASHIさん。しかし、高校までサッカー部に入り部活と両立していたこともあり、勉強時間の捻出ができないことなどが原因で勉強のやる気がなくなってしまいます。この時期にはすでに浪人しようと決めていました。

浪人しようと思った理由を聞くと、「東北大学に行きたかった」「今までは勉強してないからできなかったと思っていたので、ちゃんと勉強したら伸びると思っていた」と答えてくれました。

「現役時のセンター試験はあまり覚えていませんが、7割ちょいくらいだったかなと思います。やはりそれでは東北大は厳しいので、代々木ゼミナールに入りました。最初はもう少し上を目指したほうがいいかもしれないと思ったので一橋コースに入ったのですが、夏くらいには無理だと悟って東北大学を目指して勉強を始めました」

模試でも東北大学の法学部でC判定、文学部でB~A判定が出て、志望校には届く感覚はあったTAWASHIさん。しかし、勉強の途中で「このままだと楽しい未来が見えない」と思うようになります。

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