原口一博氏は"絶縁宣言"、参政党は"再生工場"化… 衆院選モード突入の永田町で起きている「異常事態」の正体

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衆院解散
衆議院が解散されたことを受けて一礼する高市早苗首相(写真:共同)

1月27日公示・2月8日投開票の第51回衆議院選挙を控え、永田町はこれまでにない慌ただしさを見せている。

昨年10月まで片や与党、片や野党に属していた公明党と立憲民主党が、衆議院で新党を結成。衆院解散前日の1月22日に「中道改革連合」の結党大会が開かれた。同日に公表された第1次公認リストには、小選挙区で立憲系、比例区で公明系の名前が並んだ。

公明党は2024年の衆院選では小選挙区で4勝7敗と大きく負け越し、小選挙区撤退の噂が流れていた。比例区でも得票数は596万4415票と、600万票を割っていた。立憲民主党との合流は明らかに起死回生を狙ったものだったが、ジリ貧傾向から抜けきれなかった立憲民主党にとっても、公明党との新党結成は「カンダタにとってのクモの糸」だったに違いない。

中道に不参加の立憲議員はどんな人物か

党名の「中道」は「不偏不党」を意味する仏教用語で、基本政策に組み入れられた「5本柱」は公明党が昨年11月29日の全国県代表協議会で「中道改革勢力の軸」となる決意として示したものだ。また、17年に結成された希望の党のように「排除の論理」をとらず、「賛同する者は拒まない」としたのは、“仏法”に基づいてもいるのだろう。

その内容には、従来の立憲民主党の考えとは食い違う「原発の再稼働」や「平和安全法制が定める存立危機事態における自衛権行使」が含まれたが、立憲民主党側の148人の衆議院議員のうち、144人が新党に参加。不参加は、政界引退が決まっている大河原雅子氏と寺田学氏、無所属で出馬する青山大人氏と、新党結成について「党の自爆であり、有権者に対する裏切り」と抵抗した原口一博氏の4人となった。

原口一博
中道改革連合に入らなかった原口一博氏(写真:時事)

原口氏は中道改革連合を「政策も理念もわからないまま結党が決まった」として反対し、野田佳彦代表には「あなたとは二度とやらない」と絶縁を宣言。政党の立ち上げを試みたが断念し、自身が代表を務める政治団体「ゆうこく連合政治協会」で衆院選を戦う意向だ。

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