原口一博氏は"絶縁宣言"、参政党は"再生工場"化… 衆院選モード突入の永田町で起きている「異常事態」の正体
国民民主党から中道改革連合に入党したのは、ハラスメント対策委員会・倫理委員会合同チームの座長だった円より子氏だ。
円氏は20日に中道改革連合に入党届を提出したが、国民民主党から「他党から立候補を表明し、党の結束を乱した」として除籍処分を受けた。同氏は21日に東京都庁で会見を開き、公設秘書を務める親族の勤務についてのコンプライス違反を問われたと明かし、「兼業届を出しており、勤務実態もある」と弁明した。
なお、中道改革連合が22日に公表した第1次公認には円氏の名前はなく、円氏が24年の衆院選に出馬した東京17区には新人の反田麻理氏の擁立が決定。反田氏は、11回目の当選を目指す自民党の平沢勝栄元復興相らと議席を争うことになる。
れいわ新選組を離党した多ケ谷亮氏も、中道改革連合に合流する予定のようだ。多ケ谷氏は超党派議員団のメンバーとしてイスラエルを訪問し、1月6日にベンヤミン・ネタニヤフ首相に面会したが、それがイスラエルのパレスチナ自治区ガザへの侵攻を非難する党の方針に合わないとして、同党が処分を検討。多ケ谷氏に次期衆院選で公認しないことを伝えたことが、離党の原因となった。
なお、同党の山本太郎代表は1月21日、健康上の理由で参院議員を辞職。代表の地位にはとどまるものの、職務を大きく減らすことを表明した。「党の顔」が不在になる影響は小さくないとみられる。
「自民党議員の再生工場」と化しつつある参政党
昨年の参院選から勢いを増している参政党は、1月21日までに143人の擁立を発表した。比例単独候補を含めて190人ほど擁立する見通しで、さらに意気揚々という印象だ。
同党の神谷宗幣代表は1月14日の会見で、「高市早苗首相の改革を進める自民党候補には、対立候補を立てない」と述べたが、高市内閣の木原稔官房長官の熊本1区に山口誠太郎氏を擁立。勢力拡大のためには矛盾もいとわない姿勢を見せた。
参政党は、ボードメンバーだった鈴木敦氏の女性スキャンダルが週刊誌で複数回報じられるなど、頭痛の種も抱えている。鈴木氏は神奈川18区の公認を辞退し、離党する意向だが、年末年始には河村たかし氏(元名古屋市長)の新党構想に参加するとの噂も飛んだ。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら