トランプが認めた「高市早苗」という選択——アメリカ知日派が絶賛する"勝負師"の素顔と、小泉純一郎に重なるリーダーシップ
「トランプ氏は習氏との“妥協”を求めてはいるが、“大同盟”を目指しているわけではない」とワインスタイン氏は主張します。高市氏への対中支持が遅れたのは戦術的なものであり、「大統領は首脳会談の直前に中国との全面的な対立を望んでいないだけだ」と言います。
一方、コロンビア大学の名誉教授であるカーティス氏は、高市氏の「大きな間違い」は、習氏と取引をしたいというトランプ氏の意向を損なったことだと指摘します。「トランプ氏が高市氏に腹を立て、電話で『この混乱から抜け出せ』と伝えたとしても驚きではありません」。
2月の選挙展望とアメリカの視点
もし高市氏が2月の選挙で決定的な勝利を収めれば(これについてはアメリカの知日派の間でも意見が分かれています)、彼女は4月のトランプ訪中に先立ってワシントンを訪問することになります。しかし、その会談は、彼女が弱い連立政権を率いている場合よりも、強固な基盤を持つ場合のほうが、より困難なものになるかもしれません。
カーティス氏は、高市氏がワシントンで中国問題に焦点を当てることはないと予測しています。「彼女は、トランプ氏との交渉において中国問題が有利に働かないことを知っています。トランプ氏が関心があるのは金であり、5500億ドルの対日貿易赤字を解消したいのです。彼女はそれを彼に差し出さなければなりません」。
トランプ氏の行動は予測不能ですが、トランプ政権内の実務レベルでは、安全保障上の関係強化に焦点が当てられています。これは特に対中強硬派で、日本に防衛費の大幅増額を求める人々に顕著です。
ハドソン研究所のアジア太平洋安全保障部長であるパトリック・クローニン氏は、「国務省も国防総省も、日本との効果的な協力体制の構築に非常に関心を持っており、高市首相こそが今、そのための最適な人物だと考えている」と述べています。


















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