会場では、HRC(ホンダレーシング)というモータースポーツを手がける子会社と、ホンダ車を使ってレース活動を行う無限とともに、モータースポーツ活動を大々的にアピールしていた。
2026年スーパー GTシリーズに参戦予定のGT500マシン「ホンダHRCプレリュードGT」から、ブースト機能と仮想有段シフト制御をそなえたコンパクトなBEV「Super-ONE Prototype」にいたるまで。
「シビック・タイプR」をベースに、HRC仕様として走りを磨いた「シビック・タイプR・HRCコンセプト」や、HRCのパーツを組み込んだ「プレリュードHRCコンセプト」。さらに、「シビックe:HEV」に追加される「RS」グレードのプロトタイプも並べられた。
無限のブースには、2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権で岩佐歩夢選手がドライバー選手権を獲得した「AUTOBACS MUGEN SF23 #15」とともに、MUGEN Super-ONE Prototypeが置かれていたのも興味深かった。
このプロトタイプは「Super-ONE」をベースに無限がチューンナップしたもので、外装はエアロパーツで完全“武装”。ベースはBEVとあって、生産化されるのを楽しみに待ちたい。
「オーラ」に「エクストレイル」のパワーユニットを搭載
日産自動車は今回、NISMOとオーテックが経営統合した「日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)」として出展。発表したクルマは「オーラNISMO RSコンセプト」だ。
現在、市販されている「オーラ(4WD)」は、フロントモーターが100kWの最高出力と300Nmの最大トルク、リアがそれぞれ50kWと100Nmで、エンジンはバッテリーに電源を供給する役目に徹するシリーズハイブリッドだ。
NISMO RSコンセプトは、パワーユニットを150kWと330Nmのフロントモーター、100kWと195Nmのリアモーターという「エクストレイル NISMO」のものと換装。
いさましいデザインも好ましく、これも市販化を期待したいモデルだ。
