ワークマン《着るコタツ》シリーズ130万点の爆売れ→コスパ抜群な「ヒーター内蔵ウェア」が冬の寒さ対策の常識を変える

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ワークマン 着るコタツ
一番人気のウインドコアヒーターインナーベスト3900円(写真:筆者撮影)

開発から現在までのストーリー

なぜ着るコタツを開発しようと思ったのか。商品開発から現在までにどのような改良を重ねてきたのか……。小雀氏に直球で質問したところ、このような回答があった。

「着るコタツが販売された当時、ワークマンは現場作業員の方などプロ向け・ワーク向けの商品開発を行っていました。雪山や海といった寒すぎる環境で働いている方に、暖かく快適に過ごしてほしい……。この思いが着るコタツが誕生したキッカケです。冬用のダウンを着ているだけでは寒すぎる→だったら服に電熱線を付ければ暖かいのでは? といったアイデアから始まっています

その後、一般の方でも手に取りやすいよう、カジュアル路線も意識するようになって……。どの商品を残し、ブラッシュアップして育てていくか、といった取捨選択の悩みがありました。ちなみにバッテリーは販売当初もっとゴツかったのですが、(コンビニおにぎり1個分の重さにまで)軽量化するなどの改良を重ねています」

ワークマン
広報担当の小雀杏実氏(写真:ワークマン)

年を重ねるごとに暖冬傾向が強まる今、最も快適な温度はいくつなのか。どうすれば効率的に体を温められるのか……。電熱線の位置を微調整するなど、開発チームは現状に満足することなく、より質の高い商品にするための努力を重ねているという。

「ここだけの話、私たちワークマンとしては“服が温まるスピード感”に改良の余地があると考えています。現状は電源スイッチを付けてから10秒くらい経つと、電熱線が温まり始めるんですけど、これをもっと早くしたい……。スイッチを付けた瞬間に暖かさを実感できる商品開発を目指して、ストイックに研究を続けているところです」

「デザインについては今年から大きな変更がありました。これまでは右胸の外側部分に、温度調整スイッチが配置されていたんです。しかしこのスイッチは、電源を入れると赤・青・緑色に点灯します。これが一部のお客様から『なんだか某・ヒーローみたい』といった声がありまして……。ワークマンは『声のする方に進化する』という経営理念を大切にしています。そこで2025年から温度調整スイッチを、右ポケットの内側に収納しました」

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