5人に1人が強度のスマホ依存!TikTokやYouTube漬けの子に親が積極的に介入するべき理由

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加えて見逃せないのが、スマホを持ち始める年齢そのものが低年齢化しているという点です。最近は小学校低学年、場合によっては未就学の段階からスマホを日常的に使っている子どもも珍しくありません。

防犯や連絡手段としての必要性は理解できますが、自己制御力や集中力が十分に育つ前から強い刺激にさらされることで、依存のリスクが高まりやすくなることは否定できません。問題が表面化したときには、すでに習慣として深く根付いているケースも多いのです。

子どものスマホの使い方に親はどの程度介入するべき?

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さて、教育の文脈では、「親の介入はどこまで許されるのか」という議論がよく行われます。自分自身も、これまでの東洋経済オンラインの記事では、勉強そのものに関しては親が細かく管理しすぎず、子どもを見守る姿勢が大切だという考えを発信してきました。子どもが自分で考え、試行錯誤する余地を残すことは、学力以前に生きる力を育てるうえで非常に重要だからです。

しかし、スマホに関しては話が別だと感じています。スマホ依存は、子どもの意思や努力だけでコントロールするには、あまりにも強い刺激と仕組みを持っています。大人でさえ、気づけばスマホを手に取ってしまう時代です。成長途中にある子どもが、無制限にその影響を受け続けることのリスクは、決して小さくありません。だからこそ、スマホの使い方については、親が一定程度介入してもいい、むしろ介入すべきだと自分は考えています。

それは、子どもの自由を奪うためではありません。集中力を守り、安心して学び、考える時間を確保するための介入です。使用時間や使う場所を家庭内で話し合って決める、就寝前はスマホをリビングに置く、といった小さなルールでも構いません。重要なのは、「なぜそのルールが必要なのか」を親が説明し、子どもと共有することです。

スマホは、これからの社会を生きるうえで欠かせないツールであることも事実です。だからこそ、依存という形で振り回されるのではなく、主体的に使いこなせる力を育てる必要があります。そのための環境を整える責任が、大人にはあります。

スマホ依存の問題は、放っておけば自然に解決するものではありません。子どもの集中力と未来を守るために、今こそ家庭と社会全体で真剣に向き合う必要があるのではないでしょうか。

西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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