お見合い後や交際に入って1~2度デートしたあとに、筆者に伝えてくるお断り理由は、常に一刀両断に切り捨てるようなものだった。
「おっしゃることが曖昧で、結婚生活へのビジョンがまったく見えませんでした」
「“一人暮らし”と書いてありましたが、ご実家から徒歩5分の場所に部屋を借りているだけで、平日はほぼ実家で夕食を取っているそうです。実質、同居みたいなものですよね」
「貯金はそれなりにあるとおっしゃっていましたが、“それなり”と言うので、たいした金額ではないと思います。iDeCoやNISAといった資産形成は何もしていないそうで、将来のことをまったく考えていない印象でした」
「お見合いの席で、終始仕事の愚痴ばかり。そんなに嫌なら転職すればいいのにと思いました。今の環境にいるのは、ご本人の選択ですよね」
「バツイチの方でしたが、前の奥さまの悪口ばかりでした。悪口が出るということは、まだ気持ちの整理がついていない証拠だと思います」
「料理が得意」って盛りすぎ
みさ(45歳、仮名)も、しゅうことよく似たタイプだった。
大手企業に勤め、経済的にも精神的にも自立している。見た目は、しゅうことは違い、ふんわりとした雰囲気で、物腰も穏やかなのだが、内心の相手への評価はかなりシビア。
お見合い後には、冷静な口調で“減点理由”を並べたてた。
「会話がまったく盛り上がりませんでした。話題を広げようという努力をしない。人生を受け身で生きてきた方だと思います」
「お料理が得意と書いてありましたが、実際にはほとんど外食だそうです。何を作るのかお聞きしたら、『チャーハンとかラーメン』って。ラーメンはインスタントの袋麺に、冷蔵庫にあるハムや野菜を炒めて乗せるだけ。プロフィール、少し盛りすぎではないですか?」


















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