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「10代は良い思い出がない」大河俳優・南沙良が明かす葛藤の日々。孤独の置き場所が分からず苦しかった…とある一節を胸に挑む"不格好な青春"

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そして物語のハイライトとなるのが、ラップシーン。秀美が、自分の居場所を自分の手でつかみにいく瞬間だ。

「大変でした(笑)。届いた歌詞を覚えるのも大変でしたし、急遽フリースタイルの場面も増えて……。でも不思議と“演技としてのラップ”には抵抗がなかったんです。感情が乗りやすくて、自然に気持ちが入っていきました」

『これも青春なんだ』と言われた気がして

夢をかなえるため、同好会「オール・グリーンズ」を結成し、“禁断の課外活動”へ踏み出す。

南が心を動かされたのは、この作品が描く“青春のかたち”だった。キラキラした理想ではなく、痛みや孤独を抱えながら、それでも衝動的に走り出してしまう、不格好な時間そのもの。

「この映画は、しんどさや孤独を“青春”として描いてくれている作品だと思いました。何も快調じゃない日々なのに、それでも前に進もうとする姿があって。それを見ていると、“これも青春なんだよ”って言われているような気がしたんです」

現代の10代が抱える“息苦しさ”について話が及ぶと、少し言葉を選びながら続けた。SNSによって世界が広がった一方で、知らなくていい情報や、比べなくていい誰かの人生まで目に入ってしまう時代。

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【「人生を動かした、最初の一歩」】

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