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「週末、何してたっけ?」と後悔する人が陥るワナ 実は"自分のために時間を使っていない"という驚きの事実

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  • 鈴木 亜佐子 スタンフォード大学認定コンパッションアンバサダー

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短い時間でも「意図を持って自分のために使えた」と感じられる週末は、心にエネルギーをくれます(写真:maruco/PIXTA)
「1日中ゴロゴロしたのに、なぜか疲れが取れない」。そう感じる原因は、時間の長さではなく「質」にあります。UCLAの研究によれば、幸福度を左右するのは自分が主体的に選ぶ時間があるかどうか。知らずに「なんとなく」過ごす週末は、逆に心を消耗させます。本稿では『スタンフォード式 最高の休み方』より一部抜粋のうえ、週末にすっきり回復する方法をご紹介します。

「なんとなく忙しい」の正体を知る

「週末、何してたっけ?」「全然休んだ気がしない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

土曜は確かに忙しかった。人と会い、家の用事はこなし、やり残した仕事も片づけた。その代わり、日曜は“ご褒美”として、1日中、何をするでもなくゴロゴロ過ごした。

でも、なぜかエネルギーは戻ってこない。その違和感の正体は、「どれだけ休んだか」ではなく、「どう過ごしたか」にあります。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のキャシー・ホームズ教授は、著書『「人生が充実する」時間のつかい方』の中で、幸福度を左右するのは時間の長さではなく、その時間にどれだけ“意図(intention)”と “注意(attention)”を向けられたかであると述べています。

つまり、どれだけ自由な時間があっても、「なんとなくSNSを見て終わった」と感じる週末では、私たちの心は回復しません。逆に、短い時間でも「意図を持って自分のために使えた」と感じられる週末は、心にエネルギーをくれるのです。

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【時間の価値を教えてくれるのは“残った感情”】

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