「週末、何してたっけ?」と後悔する人が陥るワナ 実は"自分のために時間を使っていない"という驚きの事実
では、どうすれば意図的な時間を増やしていけるのでしょうか? おすすめしたいのが、「土日の過ごし方、棚おろしワーク」です。金曜の夜や土曜の朝、静かな場所で、ほんの5〜10分だけ時間を取って、次の手順でやってみてください。
・土日の過ごし方「棚おろしワーク」
「そのときの気分はどうだったか?」
「どれくらい満足感があったか?」
「今振り返って、その時間は意味ある時間だったか?」
ここで大事なのは、ただ「時間の使い方」を振り返るだけではなく、その時間が自分にとって意味あるものだったかを見つめ直すことです。
たとえば、週末までにできなかった会社の資料作成に3時間かかったけれど、「達成感があった」と感じたなら、それは良いエネルギーの使い方。一方で、SNSをスクロールし続けて「気づいたら2時間経っていて、自己嫌悪になった」なら、それは見直しの対象。
“やったこと”ではなく、“残った感情”こそが、時間の価値を教えてくれます。
忙しい人ほど、週末に「やること」はたくさんあります。でも本当に大事なのは、やってみて「どう感じたか」「何が残ったか」。時間の使い方を“感情ベース”で振り返ることで、あなたにとっての「エネルギーになる時間」と「消耗する時間」が見えてきます。
次の週末が、ただ過ぎるだけの時間ではなく「意味ある時間」に変わる―その小さな一歩が、あなたの“週末回復力”を確実に高めてくれるはずです。
「白紙の2時間」が幸福度を上げる
時間を棚おろししてみると、多くの人が驚くことがあります。それは、「自分のための時間が、ほとんどない」という事実です。
家族や職場、やるべきことに追われる日常の中で、「誰のためでもない時間」を確保するのは、想像以上に難しい。でも、だからこそ“白紙の2時間” を週末に意識的につくってみてください。
ここで言う“白紙の2時間”とは、「あらかじめ予定を入れない時間」のことです。自分のための用事も除いての2時間です。スマホを触らない、誰とも約束しない、成果を求めない。要するに、予定はなくても、あなたが自由に使っていい時間です。
UCLAとペンシルベニア大学の共同研究によれば、「自分のために使える時間が1日2時間を下回ると、主観的幸福度が下がる」傾向があることが報告されています。
これは「何もしていない時間」が増えるほどいいという意味ではありません。むしろ、“自分が主体的に選んだ時間”が一定量ないと、私たちは「忙しさ」に飲み込まれてしまうということです。


















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