日本では輸入禁止で手に入らない「北朝鮮のお菓子と飲み物」…中国で普通に売られていたので食べてみたら、想像よりずっと○○だった

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牛のイラストが描かれた飴は、表面がツルツルしているタイプのキャンディで、ちょっと色が悪い。が、口に入れると、甘味とミルク感がしっかりと感じられる。うん、いけるな、これ……。もしも目を閉じた状態でこれを口に入れたら、日本人は日本の飴だと勘違いすると思う。

牛のイラストが描かれた飴
見た目はイマイチだが味は悪くなかった(写真:筆者撮影)

最後の締め

北朝鮮のお菓子と飲み物は、正直に言ってすごく美味しいというほどではなかった。むしろ拍子抜けするくらい普通で、どこか懐かしく、素朴だった。

今回、丹東で北朝鮮の食べ物を口にしてみて強く感じたのは、遠い国だと思っていた北朝鮮が、味や匂いといった五感を通すことで、ほんの少しだけ“近い存在”になったということだ。

ニュースや政治の文脈ではなく「甘い」「シケってる」「意外と美味しい」といった、ごく個人的でどうでもいい感想の積み重ねが、国と国のあいだにある距離を静かに縮めてくれる瞬間がある。

もちろん、だからといって何かが解決するわけではないし、世界が変わるわけでもない。

それでも自分の目と舌で確かめ、自分の体で経験することには、確かな意味がある。

少なくとも私にとって北朝鮮は、「ニュースで見る謎の多い異国」ではなく、「あの甘ったるいジュースとカリカリナッツのある国」になった。

それだけで、この旅には十分すぎる価値があったと思っている。

【前編を読む】日本人が中国国境都市の「北朝鮮レストラン」を巡ってみた結果…パスポート提示からの入店拒否?そして最後に起きた“意外な出来事”
【画像を見る】本記事ではご紹介できなかった「北朝鮮の写真」にご興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。
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佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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さとう・だいき / Daiki Sato

生活を回すために自転車のペダルを回して、気が付けば配達件数8000回以上。奨学金約500万円の返済や、人生2回の不当解雇。健康保険証のない状態での大怪我や、資産運用での大失敗など、ジェットコースターのような人生を歩んできた異色のライター。「東洋経済オンラインアワード2025」でニューウェーブ賞を受賞。行動力と取材力、打たれ強さに定評がある。1990年生。横浜→東京→埼玉→茨城→神戸。社会に出てから40カ国以上を旅したがTOEICは300点。不当解雇とウーバーの本を出すのが夢。

X:@do69951367

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