案内された売り場には、北朝鮮のお菓子がずらりと並べられていた。商品の裏面(パッケージ)を確認すると、生産国の欄に「朝鮮民主主義人民共和国」と記述されている。いくつか韓国産のお菓子も混じっていたが、店員さんに私を騙す気はないようで、「このグミは韓国産」「これも違う」など、私が商品を手に取るたびに説明してくれた。
店内では北朝鮮のお酒も売られていた。緑色のガラス瓶に入った瓶ビール500mlは、アルコール度数4.2%で15元(約330円)。アルコール度数4.5%で20元(約440円)。アルコール度数25~30%の焼酎なども1000円前後で売られており、1万円を超える高価格帯のお酒(高麗人参を原料としたリキュール)も置いてあった。
「未知の国の食べ物」4点の商品を購入
私は30分ほど店内をウロウロした後、北朝鮮ビール(15元=約330円)。チョコレートクッキー(20元=約440円)。駄菓子みたいな棒状の食べ物(3元=約66円)。アセロラっぽい飲み物(10元=220円)……約1000円分、計4点の商品を購入。
さっそくホテルでこれらの商品を食べてみようと思ったが、正直に申し上げて、自分の中に「恐怖心」が少なからずあった。情報が乏しく、製造工程における衛生基準のわからない北朝鮮という未知の国の食べ物を口に入れる(つまり自分の身体の中に入れる)のは、やはり多少の勇気がいる。ましてや私は海外旅でお腹を壊しやすいタイプだ。
そこで、すべての商品の賞味期限を念入りにチェックした。賞味期限は8~12カ月とバラバラで、生産日も2025年8~10月とバラバラだったが、すべての商品で賞味期限の問題はないようだ。これらの商品は中国で合法的に販売されており、中国人の口に入ることが想定されているわけで、当たり前と言えば当たり前かもしれないが……。



















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