震災から2年《能登が舞台だった名作》の聖地はいまーー復興の遅れもあるなか、新たな配信ドラマが撮影されている「能登のポテンシャル」

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大妻女子大学社会情報学部では、震災から3カ月後の24年4月に、都内で上映会を開催し、そこに主演の永作さんが駆けつけ、上映後登壇しました。

筆者もその上映会に参加しましたが、映画を通じて感じた能登の魅力や人々に対しての熱い思いが語られ、能登の復興に関心を持ち続けることの大切さを感じました。

『まれ』も『さいはてにて』も、いずれも10年以上前の制作ですが、能登の魅力を再認識することができることから、年始のお休みにぜひ視聴をおすすめしたい作品です。

輪島朝市
能登半島地震後の大規模火災で建物などが消失してしまった「輪島朝市」。再建場所が議論されており、焼け跡の一角に広場を作り、そこを新たな会場とする案が出ているそうです(写真:筆者撮影)

“聖地現象”が起きた、「のと鉄道」舞台のアニメ

能登の風景といえば、七尾駅から穴水駅までの全長33キロのローカル線「のと鉄道七尾線」。

風光明媚な七尾湾沿いを走り、途中には、桜の名所を通ることから「能登さくら駅」の別名で親しまれている「能登鹿島駅」があるほか、アニメ『花咲くいろは』の舞台地として知られる「西岸駅」があります。

『花咲くいろは』は、11年4月から放送された石川県が舞台のテレビアニメで、金沢市郊外にある「湯涌(ゆわく)温泉」がメインの舞台地でした。

能登鹿島駅
春には桜が満開になる「能登鹿島駅」。かわいらしい桜色の駅舎が特徴です(写真:筆者撮影)

作中で描かれていた架空の「湯涌ぼんぼり祭り」が、11年からリアルに再現されて湯涌温泉の一大イベントに成長する、という「聖地現象」が起こった作品として知られています。

その中で、開業から90年以上が経つ西岸駅(25年時点)が「湯乃鷺(ゆのさぎ)駅」としてアニメに登場し、大変話題になりました。駅には現在でも「湯乃鷺駅」の看板が設置されていて、ファンが聖地巡礼に訪れているほどです。

西岸駅
レトロな風合いの味わいある「西岸駅」(写真:筆者撮影)
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