これが丹東市内から北朝鮮を初めて眺めた、私の素直な感想だ。北朝鮮側は不気味な暗さに包まれており、これがエネルギー不足によるものなのか、それとも純粋に人口が少ないのかはわからない(※川を挟んだ向こう側、新義州市と呼ばれる北朝鮮側の街には、おおよそ30万人が暮らしていると推測されている)。
白い粉のようなものを売る商人も…
国境にかかる橋は赤・青・緑にライトアップされており、意外と綺麗だった。橋の下には北朝鮮の記念通貨など、雑貨を販売している商人が数名いたが、白い粉のようなものを売りつけようとする人もいたので、余計なトラブルに巻き込まれないよう注意が必要だろう。
私はおそらく北朝鮮に最も近い場所にあるだろうローソン便利店(北朝鮮人も双眼鏡を使えば看板がハッキリ見えると思う)で、オニギリ2つと骨付きチキンと中国産のビール、計735円分を購入。これをホテルに持ち帰り、夜ご飯としておいしく頂戴した後、翌日に備えて早めに就寝した。
後編では北朝鮮に近づく観光クルーズ体験や、高層階から見た北朝鮮の街並み。固定式望遠鏡から見えた北朝鮮人の行動や、北朝鮮産のボディソープを使ってみた話など、肉体派ライターの佐藤大輝氏が見た「北朝鮮の今」について紹介する。
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