正直に申し上げて、私は今回かなり警戒しながら中国へ渡航した。外務省の海外安全情報では“危険レベル0”の位置付けだったが、誰もが知っている通り、日中関係が悪化している。私は中国に対して「恐さ」のような感情を拭い切れないし、この気持ちは渡航前も渡航後も変わらない。そのうえで、今回の私の中国渡航に限っては、日本人だからこその不遇な対応などは一切受けなかった。
とはいえ中国に渡航する際は昔も今も、用心し過ぎるくらいでいいかもしれない。中国ではスパイ防止法により、日本人が拘留・起訴されるなどの事例が発生している。よって私は駅や空港内などで写真撮影する際、警察官に「ここで写真を撮っていいですか?」と確認することを心掛けている。
ちなみに今回の旅で、私は駅外で2回、駅中で2回、警察官に写真撮影の確認を行った。その結果、駅外では2回とも大丈夫だったが、駅中では警察官によって意見が別れた。ご覧の通り警察官によって、判断基準が分かれるケースがある。自分の身を自分で守るためにも、中国での写真撮影はその都度その場所で、確認を徹底することがトラブルを防ぐ有効な手段になるだろう。
これが北朝鮮か…。筆者の見た衝撃的な光景
宿泊した4つ星ホテルでは客室への備品や食事の配送を行う、自立走行型のロボットが動き回っていた。部屋の中には歯ブラシなどのアメニティが一通り揃っており、カーテンは自動開閉式。ダブルベッドで、部屋には清潔感があった。ビュッフェ形式の朝食が付いているプランで、お値段なんと約5200円。


















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