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日本酒選びが下手な人が知らないラベルの読み方 自分の好みに合った一本がこれでわかる

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  • 友田 晶子 一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会代表理事
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原材料や精米歩合によって8分類される(画像:『ビジネスエリートが知っている教養としての日本酒』)

本醸造グループ

①本醸造酒、②特別本醸造酒、⑤吟醸酒、⑥大吟醸酒

お米と米麹、醸造アルコールを使用したもの。すっきり軽快でドライな味わい。飲み飽きない。②「特別本醸造酒」は一部華やかなものも。⑤「吟醸酒」⑥「大吟醸酒」は、雑味になるお米の表面を磨くことで繊細になり、吟醸酵母によるフルーティーで華やかな香りがある。

純米グループ

③純米酒、④特別純米酒、⑦純米吟醸酒、⑧純米大吟醸酒

お米と米麹のみで造られたもの。お米本来のうま味が活きている。④「特別純米酒」は一部華やかなものも。⑧「純米吟醸酒」④「純米大吟醸酒」は、雑味になるお米の表面を磨くことで繊細で、吟醸酵母によるフルーティーで華やかな香りと同時に、お米のうま味も感じられる。

吟醸グループ

⑤吟醸酒、⑥大吟醸酒、⑦純米吟醸酒、⑧純米大吟醸酒

雑味になるお米の表面を磨くことで繊細になり、吟醸酵母によるフルーティーで華やかな香りがある。⑤「吟醸酒」⑥「大吟醸酒」は醸造アルコールを使用するため、より華やか。⑦「純米吟醸酒」⑧「純米大吟醸酒」は、華やかな香りがある。お米のうま味も同時に感じられる。

ただし、消費者に伝わりにくいのではと、特定名称をラベルに記載しないお酒も出始めています。

味の違いを出す醸造アルコール

「醸造アルコール」を使用しているか、していないかも、味の違いの目安となります。ラベル上のどこかに「純米」と記載があるかないかで見分けられます。

「純米」とあれば、原料は米と米麹のみ、なければ醸造アルコールを使用しているということが多いです。醸造アルコールのあるなしだけで香味を決めることはできませんが、「香りの華やかさ」「味わいの軽快さ、ドライさ」など、違いは感じられます。

たとえば⑥「大吟醸酒」と⑧「純米大吟醸酒」ならば、醸造アルコールを使用している前者がフルーティーで華やかな香り、醸造アルコールを使用していない後者が落ち着いた香りですし、①「本醸造酒」と③「純米酒」ならば、醸造アルコールを使用している前者がドライで軽快な味わいで、醸造アルコールを使用していない後者がコクとうま味がある味わいになる傾向があります。

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