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トライアルが営む「一泊2980円温泉宿」驚きの満足度!さらには「ミシュラン旅館の運営」まで!?→24時間スーパーが別業態の宿を手掛けた意外な理由

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大分九重久織亭の料理。※料理は季節により変更(写真:トライアル)

神奈川にも2施設─広がっていく“トライアル流リゾート”

こうして始まった宿泊事業は、予想以上の反響を呼ぶことになった。大分で展開した「ロッジ虎の湯」と「大分九重久織亭」が強い支持を得たことを受け、次に動いたのは神奈川。もともとトライアルが研修施設として保有していた箱根の地で、宿泊事業を本格的にスタートさせた。さらにその流れはゴルフ&リゾート事業へも広がっていく。

「一時はコロナ禍で落ち込みもありましたが、事業自体は着実に拡大し、現在は温泉宿が7施設、ゴルフ場が3施設。ブランドの方向性も少しずつ調整しながら進めている段階です」(佐藤勇太さん)

宿泊もゴルフ場も、まだ発展途上のフェーズにある。それでも、トライアルが見据える先ははっきりしている。

「リゾート産業は、日本の基幹産業になっていくと私たちは考えています。現在の主軸は小売ですが、将来的には“トライアルゴルフ&リゾート”が日本を代表するリゾート事業のひとつになりたい。ようやくそのスタートラインに立てた、という気持ちです」(佐藤勇太さん)

トライアルグループ全体の理念は「世界の誰もが『豊かさ』を享受できる社会をつくる」。衣・食・住・遊を総合的に支えるサービスを提供する中で、リゾート事業は“日常の外側にある楽しみ”を担う重要な柱として位置づけられている。

癒しや体験、食といった価値を小売とは別の角度から届けることは、トライアルというグループそのものの価値を、静かに、しかし確実に底上げしていると感じた。

【画像を見る】本編では紹介しきれなかった画像も! ロッジ虎の湯の室内や温泉の様子

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