高額転売や模倣品も…ボンボンドロップシール人気はなぜここまで過熱したのか 「平成女児」の心を掴んだ〈シール交換〉ブームの実態
帰省時に持っていくと親戚の子どもにも大人気
まおみさんと同じく、ボンボンドロップシールを集めている会社員・37歳“平成女児”のあややさんにも話を聞いてみた。
サンリオファンの平成女児あややさんは、ポチャッコなどのキャラクターモノを中心としたシール帳作りを楽しんでいる。Instagramにその様子をアップすると、友人から続々と「シール交換しようよ!」とDMが届いたそうだ。
さらには帰省時にも自慢のシール帳を複数持っていき、親戚の子どもたちとの会話のきっかけにしているという。
「ミーハーなので、流行ってるものを集めちゃうタイプなんです。今は姪っ子をクラスのスーパースターにしたい想いで、街で見つけたボンドロを姪っ子に贈っています。といっても、今は全然買えない状況になってしまいました」(あややさん)
「今、全国的にシール台紙が全然手に入らなくて、シール帳を作るのも一苦労なんです! 情報収集した結果、セリアの推し活コーナーにある写真ケースに、シール帳のバインダーに合わせて自力で穴を空けました。
大人が本気で作ったシール帳ですが、姪っ子とのシール交換となると『欲しい!』と言われたページは1ページまるまるあげちゃう、貢ぎ型ボンドロおばさんです」(あややさん)
世代が違うと難しい交流や雑談も、ボンボンドロップシールさえあればスムーズなのだそうだ。年末年始の帰省に、更に需要は高まるだろう。



















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