リュックにゴチャゴチャに突っ込んでも、綺麗な状態を維持できる点も魅力の1つだ。こちらの記事(海外旅はリュック1つ「身軽さがすべて」な旅哲学)に詳しく書いたが、私はこれまでに世界40カ国以上をリュック1つで旅してきた。このときの荷物選び(服装選び)で、私はYONEXの服を選ばなかったことがない。
スポーツタイプだからこその“動きやすさ”に強みがある点を含め、YONEXの衣類は旅人にとって「最高の相棒」なのだ。
理由4:気取らないファッションが「自由」を生んでくれる
スティーブ・ジョブズが黒色のタートルネックとジーンズ、ほぼ毎日決まった服装で活動していたのは有名な話だ。これは毎日の服装選びにかかる時間を減らすため、つまり意思決定の機会を減らすためだったと言われている。私はジョブズの100億分の1ほどの才能も持ち合わせていないが、ちょっとだけジョブズの戦略を参考にしている節もある。
友人たちからは「佐藤はバドミントンもプライベートもウーバーも、いつも同じ格好だよね」「さすがに横浜の桜木町を歩くときは私服を着たら?」と笑われていた時期もあったが、人間の価値観とは不思議なもので、月日が経てばだんだんと「この人はこういう人だよね」と受け入れてくれる傾向があるように思う。
非日常の光景が日常になった結果、ここ最近は私がYONEX以外の服を着ると、「今日は気合いを入れてどうしたの?」「もしかして誰かとデート?」といったリアクションをされるようになった。
その一方で、私個人としては「見栄を張らなくていい」という点に大きな手応えを感じている。他人の目を気にしなくなると無駄な出費が減る。ストレスにも強くなる。服装を見た目ではなく機能性に全振りしていることもあり、日中の快適性や活動のパフォーマンスも上がる。



















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