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Uberが楽天と組んだ理由は1億IDへの接点確保 GOに大差をつけられた日本の配車市場で、地味な「ポイント連携」から巻き返しを狙う

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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Uberにとって、この1億IDへの接点は戦略的に重要な意味を持つ。楽天ID連携によってビッグデータを活用したレコメンドやキャンペーン配信が可能になる。配車アプリを使ったことがない層に対して、楽天経済圏を通じてアプローチする経路が生まれる。

楽天ペイメントの小林重信社長は「Uber、Uber Eatsとしては楽天の1億以上のIDにリーチできる」と述べた。Uber側が今回の提携に期待する効果を端的に表した発言だ。

楽天にとってはコスト負担なしの経済圏拡大

では楽天側のメリットは何か。コスロシャヒCEOは発表会でこう述べた。「UberやUber Eatsで獲得される楽天ポイントの原資はUberが負担します。お客様や配達パートナーの負担は一切ありません」。

コスロシャヒCEOは「Uberで貯まる楽天ポイントはUberが負担する」と明言した(筆者撮影)

楽天はポイント原資を負担せずに、移動と食事という日常的なサービスを経済圏に取り込める。ポイント原資をUber側が負担する構造は、楽天にとって有利な条件といえる。

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