「『安い、安い』と中国人が買い占め」「いずれ日本人はいなくなる」 関西屈指の高級住宅街《芦屋》がいま迎えている"危機的状況"

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「転売が何度も繰り返されて、大半の中国人とは交流すらないのです。会っても挨拶はないですし、家主と住民が一致しているのかもわかりません。彼らは日本に住むつもりがないので、日本語を覚えようともしませんよ」(同前)

転売主が日本の細かなルールすら説明せずに売却するため、トラブルが現れ始めている。

2025年1月にはこんな事件も起きた。涼風町の路上で、マレーシア国籍の男2人が、35歳の男性をハンマーで殴り、刺し身包丁で刺すなどして重傷を負わせたのだ。警察は人違いで襲われたと見たが、男2人の指示役として逮捕されたのは、涼風町に住む中国籍の無職の男だった(後にこの男は不起訴となった)。

南芦屋浜エリア
涼風町が位置する南芦屋浜エリアに建ち並ぶ家々(撮影:加藤慶)

最終的にはゴーストタウンに

六麓荘にも中国人は増えている。芦屋の他の街でも同様で、一度、中国人の手に渡った土地が日本人の手に戻ってくることはなかなかない。中国人が物件を手放して転売するのは別の中国人ばかりだからだ。

その意味でも、中国人の手に土地が渡るエリアは時が経つにつれてチャイナタウン化していってもおかしくはない。

実際のところ、中国でも芦屋という地名が高級住宅街として認知されつつあると言い、前出の住民も涼風町在住の中国人たちが、「14億円の物件を六麓荘まで見に行っている。気に入らないから買わなかっただけで、その金額を簡単に払える住民が涼風町にもいる」と苦笑するのだ。

「ここは最終的には中国人に乗っ取られて、日本人が次々と出て行ってしまい、ゴーストタウンになると思います。

それはなぜか。一部の中国人が運転する車は一時停止などの交通ルールを守らず、住宅街でも速度を落とさないし、左側に寄らない。いつ事故が起きてもおかしくありません。ゴミ出しの仕方を注意しても、指定のゴミ袋に入れなかったり、入れてはいるけど分別していない。

問題なのは日本在住の中国人がほとんどおらず、セカンドハウスや別荘感覚で、休暇に合わせてここに来る。そんな住宅が広がっていくと、いずれは日本人も中国人もいないゴーストタウンになると住民の間では囁かれているんです」

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