また、フェレットは偏食が強く、一度1種類のフードを食べてしまうと他のフードを食べなくなってしまうため、最初から2、3種類のフードを混ぜて与えることが推奨されている。マロンくんの場合、1カ月の食費は2800円程度だ。
「大きな袋で購入すればもう少し安いんですが、夫がフレッシュなものを与えたいっていうので、小袋で購入して、割高になっちゃっているんです」
マロンくんは、ニューヨークのファームで繁殖された「マーシャルフェレット」で、噛み癖が少なく比較的おとなしい。しかし、ファームによって性格や特性が異なる。なかには野性味を強く残し、活発で噛み癖がある個体もいるため、注意が必要だ。
年齢が上がると腫瘍の発症率も高くなるため、医療費はばかにならない。3歳で年8.7万円、6歳になると17.9万円程度かかるという調査結果もある(アニコム『家庭どうぶつ白書2024』)。
・生体価格:4万~7万円
・飼育セット:4万2000円
・食費:2800円程度(マロンくんのケース)
・医療費:フィラリア内服薬1万円~、ワクチン接種3000~5000円(年1回)その他医療費
当初は生き物を飼うことに不安があったが…
息子さんからマロンくんを引き継ぐことになったとき、ミキさんには不安があった。
「夫があまり生き物を飼うのが得意じゃなかったので、大丈夫かなと思っていました。フェレットは基本的にはケージ内で飼育するんですが、『放牧』といって、ケージから出して室内を運動させてあげなければなりません。そのときそこらじゅうに粗相をされるかも、という不安もあったんです」
ところが、マロンくんの存在は、夫婦に思わぬ変化をもたらした。なんと、受け入れられるかどうかを心配していた夫のマサルさんが、マロンくんに夢中になってしまったのだ。



















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