「私がちょっと『マロンちゃん、頭悪いから……』なんて言おうものなら、『そんなこと言うな、マロンちゃんはお利口じゃないか!』ってムキになっちゃって」
十数年ぶりの「子育て」
かわいがるだけではなく、トイレの片づけなど、「育児」にも積極的に参加するようになったという。
これまで動物に接したことのなかったマサルさん。最初はマロンちゃんにどう接してよいのかわからず、戸惑っていた。しかし、フェレットの飼育のハードルの低さが、「自分でも世話ができるんだ」という自信に変わったのだろうと、ミキさんは笑う。
犬のように散歩やしつけが必要なわけでもなく、猫のように気まぐれでもない。もちろん、人の子育てとは比べものにならないほど手がかからないのも、フェレットの魅力のひとつだ。
「夫が出かける前になると、足にまとわりついて、コロンと仰向けになってお腹を見せるんですよ。それを見て『ああ、なんてかわいいんだ』って、覚醒しちゃったのね」
かつては息子のオムツさえ替えなかったというマサルさんが、甲斐甲斐しくマロンくんの世話をするようになった。なにかひとつできることが増えるたび、自信も愛情も深まっていくようだった。
マロンくんが来て、夫婦にとって数十年ぶりの子育てが始まった。
後編へ続く→フェレットを迎えて華やいだ「第二の人生」 子育てを終えた夫婦の会話を変えた幸せな時間
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