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「憧れの体型に変化」Z世代女子が、ユニクロのキッズ服をピチT代わりに着こなす思惑とは?

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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ピチTとはぴっちりとしたTシャツの略称であり、ウエストやバストを美しく見せることができ、写真やSNS上でもスタイルの良さをより引き立てるアイテムとして注目されている。

こうしたピチTの多くは、10代後半〜20代以降の女性をターゲットにしたレディース向けの商品で、ファッションブランドが展開する通常のラインナップに含まれている。

しかし、そうした大人向けのピチTには2つの欠点がある。1つ目は、無地やシンプルなデザインが多いため、周囲から露骨にスタイルをアピールしていると受け取られやすいことだ。

2つ目は価格が比較的高いことである。例えばSNIDELやWHO'S WHO galleryなど5000円〜8000円程度の商品が多く、Z世代にとっては手が届きにくい価格となっている。

平成女子トレンドに再び脚光

また、「平成女児トレンド」がZ世代ファッションに与えている影響も大きい。例えば、2000年代に人気を博したエンジェルブルーやシルバニアファミリーなどのキャラクターアイテムが再注目され、懐かしさと可愛さを兼ね備えた“女児的デザイン”がファッションに取り入れられるようになった。

(提供:エンジェルブルー)
(提供:エンジェルブルー)

この平成女児トレンドを取り入れたファッションの流行の中で、大人向けピチTの課題を解決することのできるキッズ服を着用するスタイルが流行しているのだ。

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【キッズ服は露骨なアピールと受け取られない】

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