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【家賃ゼロ管理人のリアル】定年後も働きたい移住夫婦に「最適すぎた」東京の住み込み仕事事情

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そんなときに見つけたのが、現在の大手銀行寮の管理人という仕事だった。この大手銀行は偶然にも前に勤務した国際投信と同じ金融グループであり、さらに泰男さんの娘が勤務した銀行(現在は退職済み)だった。泰男さんは「面談の際にも銀行OGである娘の話で盛り上がり、その意味でスムーズに行きました」と振り返る。

銀行寮管理人の仕事は23年6月から始まった。当初は東京・船堀にある寮(女子独身寮)で夫婦住み込み管理人の業務に従事していたが、約半年間勤務後に寮が閉鎖。そこで男子独身寮である千住寮に移ることになった。

東京に移住した後、泰男さんが69歳の時に初孫ができた。子どもがいる三男と長女はいずれも首都圏に住んでおり、孫と触れ合う機会も大幅に増えた。長女の夫は国家公務員で東京・小菅に社宅がある。

「いまは私たち夫婦が孫を保育園に迎えに行って19時頃まで孫を預かり、平日は毎日、長女が私の家に孫を迎えに来ます。これは夫婦の大きな心の支えになっています。毎日孫と触れ合えるので、東京に出てきて本当によかったです」

妻とは1~2カ月に1回旅行

東京移住後は子どもや孫との関係が良好になっただけでなく、一時微妙な関係になった妻との仲も劇的に改善した。夫妻で頻繁に外出し、東京に来たばかりの時は富士山の見える場所によく行きました。子どもたちとも2カ月に1回くらいは集まる機会があり、妻とは1~2カ月に1回、泊まりがけの旅行にも行く。「先日は妻と孫一人を連れて旅行に行きました。東京では生活が充実し、ほとんど不都合なことはないです」。

2023年6月、娘家族を訪ねてイギリスを訪れる(樫山さん提供)

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【心配は「宮城の貸家」と「健康」】

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