40歳女性は「オトナ開始」の場所に舞い戻る 恵比寿、銀座、豊洲、代々木上原を経て三茶へ

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そういえば、23歳のとき、「もし彼氏ができたら、その彼氏はこの街のような飾らない笑顔が似合う人だったら最高だな」って言ったのを覚えていますか?

17年かかって、まさに三茶の彼と一緒にいるなんて、何だか人生って面白いですよね(笑)。

綾のターニングポイントとなった、思い出レストラン

東京に出てきてからの17年間。振り返ってみたら、甘く時には苦い思い出と共に、色んなレストランがありました。

上京して、こわごわと辿りついた三軒茶屋時代(笑)大好きだったのが、フレンチビストロの『トロワ』。ワインなんて赤か白かくらいしかわからなかったけど、ジャケ買いする感覚で選ぶのが楽しかったんですよね。店員さんもお客さんもおしゃれで、あぁ、私東京にいるんだって高揚感を感じられたお店でした。

28歳。恵比寿に引っ越してからは、三田通りにある『Aponte』が思い出深いです。当時付き合ってた地元が恵比寿の、代理店出身の彼ともよく行きましたね。あ、余談ですが、フリーアナウンサーの女性とは、離婚したみたいですよ。諸行無常ですね。

ガーデンプレイスの奥座敷『ジョエル・ロブション』は、「30歳になるまでにデートで行けたらイイ女」って先輩に言われましたが、結果、40歳になった今でも足を踏み入れることはありませんでしたね(笑)。

夢のような時間を経験できたのは、女としての財産です

31歳。銀座に住んでいたときは、当時お付き合いしていた一回り上の男性から連れて行ってもらって思い出深いのは、日本を代表するフレンチ『ロオジエ』ですね。

大人の舞踊会のような、めくるめく夢のような時間を経験できたのは、女としての財産です。

豊洲は……ごめんなさい、正直あまりターニングポイントとなったレストランは無いのですが……夫婦の楽しかったときを思い出すと、立ち飲み屋『かねます』の行列に並んでいた時の記憶が浮かんできます。

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