「菅田将暉の"眉"がすごい」「こんな顔だっけ?」 フジドラマ『もしがく』での《激変》に見えた"圧倒的な強さ"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

所属事務所(トップコート)の先輩にあたる松坂桃李が出演した際は、松坂の趣味である「遊戯王 デュエルリンクス」の話題に。菅田が絶妙なトークのパスとツッコミをしたことで、彼は心を開き、自主的に何度も出演する流れとなった。

事務所の社長に「あんなに松坂桃李が楽しそうに話しているのは珍しい、よくやった」と褒められたというエピソードは、菅田だけでなく、松坂の性格もうかがえ、とてもほのぼのしてしまった。

近年では、25年5月21日・22日に開催された「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」授賞式の司会を担当。菅田が自ら発案したという「起動型MC」という超アクティブな進行がXでも話題となった。

9月15日には、「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」開催の発表があり、また菅田の司会を望む声が早くもあがっている。

菅田将暉
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」での大役も記憶に新しい(写真:菅田将暉公式Xより)

ヒットメーカーが託したくなる「日本一素朴な声」

司会もいいのだが、菅田は歌唱する側であってほしい、という人も多いだろう。

「まちがいさがし」(米津玄師)や「さよならエレジー」「虹」(石崎ひゅーい)など、そうそうたるヒットメーカーたちが提供した菅田の楽曲は、昭和の趣を意識しつつ、現代の気分もしっかり歌詞に紡いだ、令和の歌謡曲とでもいいたくなるような名曲ばかり。

「今の子の歌は早くて歌詞が多くてわからない」と嘆く中高年層にとって、ど真ん中のゾーン。最近のヒット曲の中で、唯一カラオケで歌えるのが菅田将暉の曲、という人も多いだろう。 

「まちがいさがし」のデモテープは米津玄師が歌っており、菅田はある番組で「いやもう絶望しかないですよ。これでいいじゃんって」と話していたが、確かに、米津の仮歌を聴いてから自分が歌わねばならないプレッシャーは想像して余りある。

けれど彼が歌うと、比較することが無意味に思えてくるのだ。彼の声は、色っぽいとか、爽やかとか、そういった「色」がまったくついていない、デフォルトのイメージ。日本一素朴な声だと思う。だから自分の想い出や経験をそのまま重ねて聴くことができる。

米津が自分で歌わず、彼に託したい世界があるというのは、とてもわかるのだ。

次ページみんなの間では「思い出職人」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事