「不適切にもほどがある!」話題さらう8つの要因 コンプラでがんじがらめの世の中に風穴開ける
こんなドラマを待っていた。金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS金曜よる10時〜 脚本:宮藤官九郎)が面白すぎるにもほどがある!
1986年(昭和)と2024年(令和)の時をかけるおじさん・小川市郎(阿部サダヲ)の言動が、コンプライアンスでがんじがらめの世の中に風穴を開ける。いま、我々の言いたいことだらけの内容に、SNSは毎週、喝采を送っている。
コア視聴者層以外にもリーチ
直近の第3話では、セクシャルハラスメントのガイドラインを!と歌い上げる八嶋智人(本人役)と山本耕史(2024年のEBSテレビ・プロデューサー役)の叫びに共感が集まった。
コンプライアンス問題批判に溜飲を下げ、80年代カルチャーやちょっとセクシーなサービスシーンにテンションを上げる。コア視聴者層(14歳〜49歳)から外れた世代にも優しく、コア視聴者層にも80年代カルチャーって面白いと思わせ、あらゆる人たちを楽しくつなげるドラマの魅力をあげたらキリがない。それを8つに絞り解説してみよう。
1:不適切で何が悪い 令和のコンプライアンスに物申す
2:80年代カルチャーがなつかしい
3:主人公の阿部サダヲの圧倒的魅力とかわいすぎる河合優実
4:宮藤官九郎節が冴える
5:みんな大好き、タイムスリップもの
6:ミュージカルコーナーが賛否両論
7:どこに転がっていくかわからないオリジナルストーリー
8:意外と真面目
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