「菅田将暉の"眉"がすごい」「こんな顔だっけ?」 フジドラマ『もしがく』での《激変》に見えた"圧倒的な強さ"
菅田将暉主演のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(略して、「もしがく」)』(フジテレビ系)が放送中だ。
菅田が演じるのは、若き劇団演出家・久部三成。シェイクスピアと演劇を愛す少々暑苦しい性格である。その彼が、劇団や街の人々に出会って変わっていく。
「菅田将暉」の“眉”がすごすぎる
三谷幸喜の25年ぶりのゴールデン・プライム帯(19~23時)での民放連続ドラマ脚本、菅田をはじめ二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波といった主役級の役者の演技合戦、1984年の渋谷を再現した架空の街「八分坂」など話題は多いが、一番の見どころはなんといっても菅田将暉の「昭和感」!
特にあの主張の強い、上がった眉から出るエネルギーは何なのだろう。あの懐かしさはどこから来るのか。顔は若かりし日の加藤茶に似ているが、もっと少年漫画に近い。
ちばてつやのマンガ『おれは鉄兵』の鉄兵に似ている……と見つめているうちゲシュタルトが崩壊し、彼が人間ではなく、畑から掘り起こしてすぐの、ガッツリ土がついた謎の作物に見えてくるのだ(褒め言葉である)! 生まれたての素朴な野心と生命力そのもの。
菅田はままならぬ環境で、むき出しに生き、運命を翻弄される設定が抜群に似合う。


















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