観光客にバカ売れする「あのTシャツ」が沖縄経済を動かす…!? 「着たら絶対に写真を撮りたくなる」Tシャツから始まる沖縄ブランドの新潮流
ライセンス事業のみならず、他社とコラボした自社製品の開発販売にも積極的だ。今秋には、千葉、神奈川、大阪でオリオンビール関連グッズを販売するポップアップショップを開催。沖縄県外では初となった。今回のポップアップ限定商品も展開するなど、まさにファッションブランドさながらの新しい動きを見せている。

 
齋藤さんは「オリオンのロゴは、見た目にもハッピーなイメージが投影されていてきれいです。デザインがそもそも良いので、アパレルなどの商品にも応用しやすいです」と、ロゴの魅力を語る。オリオンビールのロゴは岸本一夫氏によってデザインされ、1989年から本格使用されて以来ずっと色あせない魅力を放っている。
オリオンビールのロゴをライセンス使用してグッズを製作・販売する沖縄県内のある企業は、同社ロゴ使用のメリットについて「自動的に商品が売れていくというブランド力があります。オリオンビールさんが長年培ってきたブランドに、このような形で同乗させていただくのはありがたいです」と語りつつも「ただ、もちろんオリオンビールさんの力に頼っているだけではいけないので、自社商品も軸としてしっかり展開していく大切さを再認識しています」と話す。

従業員の制服Tシャツが評判に
オリオンビールのほかにも、定番と言える沖縄企業Tシャツはいくつかある。アイスクリームブランドの「ブルーシールアイスクリーム」、ファストフードの「A&W沖縄」「ジェフ沖縄」、老舗洋菓子チェーンの「Jimmy’s」はよく見かける例だ。
そんな中で、異彩を放っているのがスーパーマーケット・フレッシュプラザユニオンを展開する野嵩商会だ。ローカル企業グッズとして違った角度から存在感を示している。
 





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        












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