【200万再生】猫を追いかける亀を「指スケボー」に乗せてみた…?ニンテンドーSwitchゲームにもなった、世界中で注目されるクサガメが持つ凄い力

✎ 1〜 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
小雪ちゃんを追いかける軍曹くん
小雪ちゃんを追いかける軍曹くん(写真:あめちさん提供)
この記事の画像を見る(33枚)
かつて、ペットといえば「犬か猫」が定番だった。
けれど今、都市部を中心に静かに広がっているのが、“犬猫以外”の動物との暮らしだ。集合住宅でも飼いやすく、共働き世帯や単身者、子育て中の家庭など、多様な生活スタイルに寄り添う存在として注目されている。
この連載では、そんな「ワンでもニャンでもない家族」と暮らす人々の物語を通して、制約の多い日常のなかで育まれる、ささやかだけれど「たしかな」つながりを見つめていく。
第6回となる今回は、クサガメと猫と暮らす女性に話を聞いた。
本記事は後編です(前編『SNSでバズった「スケボーに乗る亀」、警察に"外来種"と言われ…殺処分から救った命《求愛ダンス》の相手は子猫!?種を超えた愛の形とは)。

大の仲良しになったクサガメと子猫

真夏の炎天下、アスファルトで干からびているクサガメを拾ったあめちさん(仮名)。警察に届け出たものの、外来種なので野生へ還すことはできず、「飼い主が見つからなければ保健所に連れていくしかない」と言われたことから、自宅で飼うことを決意した。

最初は爬虫類が苦手だったが、次第にひょうきんな顔立ちやコミカルな動きに惹かれていった。甲羅の年輪から、拾った当時3歳前後だったと推定される。クサガメは大きくなったとしてもA4サイズ程度で、適切に飼育すれば20年以上生きる個体もいる。

『ケロロ軍曹』に顔が似ていることから『軍曹くん』と名付けられたその亀は、雪がちらつくクリスマスに迷い込んできた子猫、『小雪ちゃん』と大の仲良しになっていった。

本連載では、小動物を飼育されている方を対象に、取材にご協力いただける方を募集しています。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
次ページ亀の軍曹、スケボーに乗る
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事