借金は生活を好転させる? アメリカのマネー専門家が明かす「借金パワーを上手に使う」3つのポイント
正直になろう。資本主義の地獄絵のような世の中で、買い物一つひとつ、自分のお金が関わることになる金融機関一社一社がすべて、子犬を蹴っ飛ばしたり気候変動に加担したりしないまっとうな組織であることを確認するのは、フルタイムの仕事並みに大変な作業になるだろう(まっとうでない企業を避けるのも消費者にとってかなりお金がかかるため、避けられること自体が特権だ)。
お金やローンのしくみを学ぶことに加え、略奪的な企業を避けるためにできる私からの最善のアドバイスは、その会社についてとことん調べることだ。その会社が信用でき、透明性が高く、信頼に値するか、確認しなければならない。
何よりもまず、自分の直感を信じよう。あまりにも単純に聞こえるかもしれないが、何かおかしいと感じたら、恐らくおかしいのだ。
借金可否のポイントは「利益になるか、それとも害か」
3. 私生活や財政状態を改善してくれるか?
ローンには、生活を好転させるためのものすごいパワーがある。目標達成を加速させるチャンスにもなり得る。多くの人にとって、大学に行く唯一の選択肢が、学生ローンだ。同様に、住宅ローンはたいてい、家の所有を実現させるためのカギとなる。
しかし、利益よりも害をもたらすような借金には注意しよう。この場合、クレジットカードの借金がそれに当たる可能性が高い。ただし、クレジットカードの借金はクレジットカードそのものとは違う。あなたは大人であり、私は大人としてあなたを扱う。
あなたは、節度を持ってクレジットカードを扱うことができる。繰り返す。あなたは・節度を持って・クレジットカードを・扱える。クレジットカードとは、ツールだ。ナイフのようなものだと言ってもいい。あなたを傷つけることもできるが、賢明に使えば、おいしい野菜炒めも作れるのだ!





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        











