「よくも俺を裏切ったな!」高価なプレゼントを断ったら社長が"豹変"…育休明けの40代女性が退職代行サービスを使わざるをえなかった理由
予定通りに第二子を出産し、1年間の育児休業を取得する。「これから頑張ろう!」と思っていた田中さんだったが、就業環境が急に悪化する。田中さんの証言によると、社長が急に距離を詰めてくるようになった。バッグなどの高価なプレゼントを贈られたり、ご飯に誘われて好意を告げられたりもした。
社長の言動に恐怖した田中さんがとった行動
「これはおかしい」と思った田中さんは、徐々に距離を取り、プレゼントもなるべく受け取らないように心がける。すると社長の態度が一変した。
「あるプレゼントを断ったときのことです。その日の夜、業務用のLINEに怒りの言葉が書かれたんですよ。それを無視したら翌日出社したときに会議室に呼び出されて。席に座ると『よくも俺を裏切ったな!』と机を叩きながら怒鳴ってきました」
激昂する社長は「命令に逆らいません」と書かれた念書を机の上に置き、田中さんにサインするように迫った。
「断ったらなにをされるかわからない」
恐怖を感じた田中さんは書類に自分の名前を記入した。それが終わると会議室を出て、機を見て外回りに出かけた。いてもたってもいられない焦燥感を抱えていたため、私用の電話で労働基準監督署に連絡する。そして、自分の身を守りながら退職する方法について考えをめぐらせた。
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