決勝直前!キングオブコント2025の見所 フレッシュなトリオに無冠の帝王…決勝進出メンバーを徹底解説

今年のキングオブコントは?
勢いか、円熟か。今月11日に開催される『キングオブコント』(以下、『KOC』)は、波乱が起きそうな気配がプンプンする。
2021年の空気階段、2022年のビスケットブラザーズ、2023年のサルゴリラと3大会連続で合計得点の記録が更新(第8回以降の審査システムにおける歴代最高得点。960点→963点→964点)され、昨年は打って変わって第1回大会から出場するラブレターズが2、3位と僅差で優勝をもぎ取った。

この間に初出場組が続々と現れ、常連組も微妙に入れ替わっている。今年は『ダブルインパクト』王者となったニッポンの社長がエントリーせず、アタック西本が肉離れを起こした影響によりジェラードンが準決勝への出場を辞退。準々決勝次点のスクールゾーンが繰り上げ合格となった。
準決勝は、実力者たちが続々と良質なネタを披露し火花を散らした。スクールゾーンは現代的なシチュエーションとドラマ性、ぎょねこやザ・マミィは現実と地続きの架空設定と展開、相性はいいよねは独特のキャラ付けと関係性で異彩を放っていた。そんな彼らが勝ち上がっていないのだから、いかに熾烈な戦いなのかは推して知るべしだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら