「訳もなく悲しいのは秋のせい!」、漢方アドバイザーがおすすめ「秋の養生3カ条」。不調や疲れを感じたら取り入れたい秋の食べ物とは?
薬膳では、自分の体と同じ部位のものを食べると、その部位の働きを補えるという「似臓補臓(いぞうほぞう)」 という考え方があります。「肝」の機能を高めるならレバー、「心」ならハツを食べるとよいということです。
皮膚の乾燥にはコラーゲンたっぷりの皮つきの手羽先で「手羽先と大根の柔らか煮」を作りましょう。酢は血行不良によるシミやくすみの改善にも効果が。柔らかくてプルプルの手羽先と、その出汁を吸った大根が最高においしい一品です。

訳もなく悲しいのは秋のせい
本来、秋は胃腸が元気になり体調も整いやすい季節ですが、「悲しい」という感情と関わりが深い季節でもあります。
急に肌寒くなって、日が落ちるのが早くなり、落ち葉がハラハラと落ちて、秋はなんだかセンチメンタルになりますよね。
中医学でも秋は「悲」という感情と関わりが深いとされ、突然、訳もなく悲しくて涙がポロポロ出たり、理由もなく不安を感じやすくなります。秋に悲しくなるのは、ある意味、仕方がないのです。
つらくなる前に、精神を安定させる「安神」の食材をとりましょう。部屋を温かくして過ごすと、気持ちもほっこり。大丈夫。悲しいのは季節がそうさせているだけですよ。日向ぼっこで情緒を安定させてくださいね。
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