「話上手だよね」と言われるのに、なぜか思うように結果が出ない…。そんな人に伝えたい「相手の心を動かす」6つの実践ポイント

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

相手の立場に立つことで見えてくるもの。それは、相手が本当に知りたい情報、相手の心を動かす表現、相手が「やってみたい」と思えるタイミング。これらすべてが、相手目線だからこそ見えてくるのです。

今日から使える「相手を動かす」6つの実践ポイント

「理論はわかったけれど、具体的にどうすればいいの?」

そんなあなたのために、明日からの会話で実践できる6つのポイントをお伝えします。

1. その人の「心のスイッチ」を見つけ出す

「この人は、どんな言葉で心が動くんだろう?」

この問いを、会話の前に必ず自分に投げかけてみてください。

効率重視の人なら「時間短縮になります」「手間が省けます」。 安定志向の人なら「リスクが少ない方法です」「確実に成果が出ます」。 成長志向の人なら「新しいチャンスです」「スキルアップになります」。

同じ提案でも、伝え方ひとつで相手の反応は驚くほど変わります。これは小手先のテクニックではなく、相手への深い理解から生まれる、真のコミュニケーション力なのです。

2. 隠れた不安を先回りして解消する

人は不安を感じているとき、新しい情報に心を閉ざしがちです。逆に、安心しているときは積極的に話を聞いてくれます。

「でも、時間がかかるんじゃ……」

「失敗したらどうしよう……」

「上司になんて説明しよう……」

こういった隠れた懸念を、相手が口にする前に察知して解消する。これができると、相手は安心してあなたの話に耳を傾けてくれるようになります。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事