決定!2025年版「SDGs企業ランキング」トップ50社。4カテゴリー100項目で企業の取り組みを独自評価。メガバンクが初のトップに

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
SDGsの目標達成に向け社会課題解決に取り組む企業を評価 (写真:manbo-photo/PIXTA)

国連が2015年に採択したSDGsは、「持続可能な開発目標」の略で、貧困、ジェンダー、環境、衛生、サプライチェーンなど17の目標と169のターゲットで構成される。2030年の達成を目指し、グローバルでそれらの課題解決に取り組む動きが続いている。

そのSDGsの目標に取り組み、実績にも優れた企業を見つけようというのが「SDGs企業ランキング」だ。今年で5回目となる。ここではトップ50社を紹介するが、「25年完全版!『SDGs企業ランキング』トップ500社」で、500位までのランキングを掲載している。

評価項目は東洋経済がCSR(企業の社会的責任)調査を基に保有しているサステナビリティ情報から選定。とくに課題解決に関連する項目を重点的に評価している。

評価項目(98項目)を「人材活用」(100点満点)、「環境」(同)、「社会性」(同)、「企業統治」(同)の4つのカテゴリーに分け、ポイントを合計し、400点満点で点数の高い順にランキングした(末尾に総合ポイント算出方法と評価項目を記載)。

初めてメガバンクがトップに

1位は三井住友フィナンシャルグループ(FG)。金融機関初のトップに立った。分野別は人材活用6位、環境2位、社会性7位、企業統治1位という結果に。

2位はNTTが昨年8位から上昇。分野別は人材活用23位、環境9位、社会性1位、企業統治35位ととくに社会性が高い。

3位は日本生命保険、4位には昨年トップの第一生命ホールディングス(HD)、5位にはJ.フロント リテイリングがランクインした。

以下、6位三菱UFJフィナンシャル・グループ(F・G)、7位東京海上ホールディングス、8位NTTドコモ資生堂の2社、10位住友生命保険と続く。

10位以内に金融機関6社、一般事業会社4社と金融機関の強さが目立った。

次ページSDGs企業ランキング1~50位
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事