買えるのは神楽坂だけ、1日で1000個売れる日も!「ペコちゃん焼」が多くのファンの心をつかんで離さない《コワカワイイ》だけじゃない魅力

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ペコちゃん焼き
怖さもありつつカワイイ見た目が魅力の「ペコちゃん焼」(撮影:尾形文繁)

日本人なら誰もが知る永遠の少女、「不二家」のマスコットキャラクター・ペコちゃん。ペコちゃんは1950年生まれなので、今年2025年は誕生75年の節目にあたる。この記念すべき年に多くの人に手に取ってもらいたいのが、東京・飯田橋(神楽坂)でしか買うことができない、知る人ぞ知る名物「ペコちゃん焼」だ。

「ペコちゃん焼」とは、ペコちゃんの顔をかたどった、焼きたての大判焼き(今川焼き)のこと。1910年に創業した不二家が、話題づくりの一環として販売を始めた、洋菓子店の手作りの和菓子だ。

かつては全国十数店舗の不二家で取り扱われていたが、「手間がかかる」「設備のための場所をとる」といった理由から次第に姿を消し、今は飯田橋神楽坂店だけがその味を守っている。

地元客はもとより、全国からファンが同店を訪れる。お花見シーズンなど、多い日は1日で約1000個を販売し、休日の午後には行列ができることも多い。55年以上も愛され続ける「ペコちゃん焼」の魅力と歩みをひも解いてみよう。

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古き良き日本のケーキ屋さん

東京メトロ「飯田橋」駅B3出口から歩いて、ほんの数秒。不二家・飯田橋神楽坂店のアクセスは抜群だ。出口を出て右を向くと、すぐに「日本でここだけ」の看板と、かわいい店頭ペコちゃん人形が出迎えてくれる。

飯田橋神楽坂店
「日本でここだけ!」の看板が掲げられた飯田橋神楽坂店(撮影:尾形文繁)

店に入ると、昔ながらのロゴやポスターが飾られ、古き良き日本のケーキ屋さんといったたたずまい。8月のショーケースには、10種類のペコちゃん焼が並んでいた。

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