港区立 大平台みなと荘は全25室の山肌にたたずむ立派な旅館

休憩を含めて約3時間で、「港区立 大平台みなと荘」に到着。とはいえ、うち1時間はサービスエリアでの昼食タイムだったので、体感はあっという間でした。
斜面沿いに建てられた旅館は、小ぶりながら堂々としたたたずまい。「自治体が運営する施設だから、民間よりもチープだったり、ガチャガチャしてたりするのかな?」と舐めていたら、3つ星ホテルのレベルのガチ旅館でした。

5階建ての本館と、4階建ての別館が連絡通路でつながるつくりで、客室は25室。露天風呂を含めた3つの浴槽を備えた温泉と、売店にカラオケ、キッズルームにゲームセンター、図書エリアまで備えており、過不足ない、まごうことなき正統派の宿泊施設です。
豪華絢爛とはいきませんが、決して質素ではなく、リラックスして過ごすのに、ちょうど良い塩梅。エントランスはガラス張りで、気持ちよく外の光を取り込み、フロントはこじんまりしていますが清潔に整えられています。フロントスタッフの接客は丁寧だし、レストランのホールスタッフも、廊下ですれ違う清掃のおばさまたちも総じて応対が心地よい。

実は港区は、「港区立 大平台みなと荘」の施設運営を民間事業者に委託しています。
株式会社エムアンドエムサービスという施設運営受託事業に特化した企業で、自社でも京都や熊野、伊勢志摩などで4つ星ホテルも運営している、いわばホテルのプロ。だからこその、行き届いたサービスなのでしょう。
そして実際に宿泊してみて驚いたのは、温泉の心地よさと料理の充実ぶりでした。まさかこの価格で、ここまで満たされるとは……。そのあたりは、後編の記事ーやや貧乏な初老夫婦が「港区の保養所」で見た光景ーでじっくりお伝えしたいと思います。
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