「ダイエット中だけどラーメンが食べたい!」→食べてOK! キツい筋トレも0! 日体大教授が教える"痩せ方"
つまり、どこかで帳尻を合わせればいいということ。どんなメニューでも、どこかで帳尻を合わせれば、食べて絞れないものはありません。これができれば、何を食べても大丈夫。
長期的に続けられる方法を選ぶことが、失敗しないダイエットに重要な考え方です。太りやすいものを食べたときは、その日のうちに運動をして調整したり、翌日は野菜とたんぱく質中心の食事にしたりする、これがダイエットを続ける秘訣です。
「ラーメン」をポジティブに食べる
ラーメン、飢餓と戦い続けたホモサピエンスの根源的欲求を具現化した、食欲を刺激する最強の物体とさえ思えます。日本を飛び出し、世界中のホモサピエンスを惑わせています。食べないで生きるのは難しいと思うので、どうせ食べるならポジティブにという思いでこのページを書きます。
まず、カロリーが一番高いのが味噌ラーメン、2位が豚骨ラーメン、3位が醤油ラーメン、4位が塩ラーメンです。
次に脂質で比べると、最も高脂質なのは、豚骨ラーメンでしょう。麺に絡まる背脂を落としたり、背脂を避けてスープを飲めば、ダメージを多少は減らすことができるかもしれませんが、脂から逃れるのは相当難しい。
一方、最も低脂質なのは塩ラーメン(作り方にもよりますが)。クリアなスープの塩ラーメンをよく見て下さい。スープ表層に浮かぶ油がほとんどないこともあります。同じように油のない醤油ラーメンもたまにありますね。
さらに細かい視点で考えると、醤油ラーメンや味噌ラーメンで使用される、醤油や味噌の原料は「大豆」。大豆に含まれるサポニンが脂肪燃焼を促進するとポジティブに考えることもできます。
トッピングはどうでしょうか? 豚骨ラーメンにねぎをトッピングすると、ねぎに含まれるアリシンの作用で、豚肉のビタミンB1の吸収を高め、それが糖をエネルギーに変えてくれます。
また、酢をかければ血糖値の急上昇を抑える可能性があります。喜多方ラーメンにはお酢をかけて食べる文化があるというのも納得です。そのほか、たんぱく質が豊富な煮卵、食物繊維が豊富な海苔もトッピングに最適。
自炊でインスタント麺をゆでる際には、一緒に野菜をゆでればお手軽です。水で戻す乾燥タイプの海藻はそのままインスタントラーメンに入れるだけで食べられるので便利。
歯応えもあるので、満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎ防止に役立ちますし、代謝(食事誘発性熱産生=食事をした後、安静にしていても熱を生産している状態)も上がって太りにくくなります。
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