「福山の下ネタは通常運転」「アップデートできてないおじさん多すぎ」と賛否…福山雅治「不適切会合」での振る舞いが許されなかった根本理由

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福山さんは「下ネタ好き」として知られているが、彼の外見、キャラクター、芸風によって、下ネタ発言は受け入れられていたし、それによって主に男性からの好感度を獲得するのに成功しているようにも見える。

「福山だから下ネタは許される」というのは“本音”としては理解できる。ただ、同じ行為をしても、許容される人がいたり、断罪される人がいたりするのは、現代的な見地から公正とは言いがたく、公式に認めるのは難しい。

特に、外見によって扱いが変わることは、「ルッキズム」として批判の的になりやすい。

福山雅治
フジテレビの第三者委員会が報告書に記した、福山さんと見られる「男性有力番組出演者」についての記述(画像:フジテレビ公式サイトより)

「○○さんだからしょうがない」という意識

また過去にさかのぼるのだが、以前は下ネタを言ったり、セクハラ行為をする人がいても、「この人はそういう人だから」と容認される場合も目立った。

下ネタを頻繁に言う人に対しては、「日常茶飯だから気にしてもしょうがない」と思ったり、実際に慣れて気にならなくなってしまったりすることも多かった。

また、好感度の高い人や、下心がなく下ネタを言っている人に対しては「基本はいい人だから」と容認されることもあった。

現在では、良くも悪くも人によって異なる判断をすることは認められにくくなっている。

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