「アイドルは"人生をかけた長編小説"」「昔は"青春を売る仕事"と思っていたけど…」アイドル“2周目”の人生を選んだ"ぁぃぁぃさん"の大胆告白

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2025年1月リリースの配信シングル『TokyoBaby』で、ぁぃぁぃとしてソロデビュー。楽曲のプロデューサーから「新グループを作る」と聞いたのが、アイドル“2周目”への糸口になった。

10代から20代で「自分の理想像」も変化

現在所属するMaison de Queenがデビューしたのは、2024年9月。

グループのコンセプトは「それぞれの人生を歩んできたQueen達が革命を起こしていく物語。」だ。ぁぃぁぃさんは、6人「+1」の立場で加入した。

自身2度目のアイドル人生を選んだグループではリーダーに(撮影:今井康一)

「最初はどこか、他人事だったんです。正式加入するつもりはなくて、自分は『+1』として、変化球的にかかわる程度かなと思っていました。でも、レッスンへ参加しているうちに、Maison de Queenとして踊るのが楽しくなってきて、いまでは『カッコいい』と胸を張っていえる、グループの空気感に惹かれていきました」

加入の決め手となったのは、グループの「楽曲」だったとも。そして、経験者として俯瞰していたアイドル界の変化も、決断の後押しになった。

「Maison de Queenの楽曲は、デモ音源からロックスター系のサウンドな印象を受けて『自分で歌ってみたい』と直感しました。10代で考えていたアイドルの理想像は、エビ中でやりきったんです。ここ数年、K-POPも含めていろいろなアイドルの楽曲にもふれてきて、20代の自分が思う理想像がMaison de Queenにはあったし『ほかにやる人がいないなら、自分がやるしかない』と熱くなりました」

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