スズキ「スイフトスポーツ」ファイナルエディションも今年11月まで。手頃で軽量&コンパクトな走りを楽しめるモデルが存続する可能性

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スイフトスポーツ特別仕様車「ZC33S Final Edition」のリアビュー
スイフトスポーツ特別仕様車「ZC33S Final Edition」のリアビュー(写真:スズキ)

手頃な価格の身近な存在として運転の醍醐味を提供してきた車種は、メーカーを問わず、次へのあり姿を模索する段階にきている。たとえば、マツダの「ロードスター」も、この先どうなっていくのか?

電動化が進めば、車体の骨格となるプラットフォームのつくりもエンジン車のみの時代と変わる。スイフトという基準車を持ちながら、スイフトスポーツをどう存続させていくのか、あるいは別の構想となっていくのか。今、スズキはいろいろと思いを巡らせているかもしれない。

スズキ、今後の行方について

スイフトスポーツ特別仕様車「ZC33S Final Edition」のインテリア
スイフトスポーツ特別仕様車「ZC33S Final Edition」のインテリア(写真:スズキ)

いずれにしても、スイフトとスイフトスポーツが、スズキの登録車における存在感をおおいに高めた功績は大きい。その価値を、いかに次へつなげるか。

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軽自動車を含め多くの人々に身近で確かな存在であり続けてきたスズキが、単に経済性だけでなく、所有したり使ったりすることを誇りに思える存在として認識され続けるための、ここは分岐点になるかもしれない。

いよいよ本格的なEVの時代を迎えたとき、経済的かつ合理的な価値だけでは、中国勢に勝てないからだ。

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御堀 直嗣 モータージャーナリスト

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みほり なおつぐ / Naotsugu Mihori

1955年、東京都生まれ。玉川大学工学部卒業。大学卒業後はレースでも活躍し、その後フリーのモータージャーナリストに。EVや環境・エネルギー分野に詳しい。趣味は、読書と、週1回の乗馬。

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