パワハラでフジテレビから"追放"→YouTubeで復活した「反町理」氏、本人が気づいていない《重すぎる十字架》
快調なスタートでめでたいが、動画にはいささか不安を感じた。
まず、照明。暗いとまでは言わないが、明るくない。おそらく、ライティングせずに部屋の照明だけで撮影している。そのため、どんより薄暗い映像になっている。
音声も、最初にスタッフが質問して反町氏が答える際、質問者のマイクがオンではない。テーブルに置かれた反町氏用のマイクに、遠くから質問者の声が聞こえる。ちょっと聞き取りにくいかなというレベルだが、音声の完成度もいまひとつだった。
玉木氏が登場すると、2人の引き画をベースに、ときどき玉木氏のアップになる。そのアップでは画面ギリギリはみ出しぎみに玉木氏の顔があり、ちょっと前衛的だ。そういう狙いのはずはないので、玉木氏の位置の決め方が甘かったと思われる。

普通は見えない位置にテープを貼って「ここに身体の中心を合わせてしゃべってください」などと指示するものだが、そうした処置がないようだ。
初回動画について何よりも言いたいこと
そして極め付きなのがチャンネル名だ。「反町理のソコが聞きたい!!」をチャンネル名にしそうなものだが、なぜか「NEXTV LAB」となっている。そのためなのか、登録者数は1.59万人にとどまる(8月6日現在)。再生数が12万を超えているのに、登録者数が少なくないだろうか。
私が反町ファンだとしたら、チャンネル名を見てためらう気がする。「あれ? 反町チャンネルじゃないの? ほかの動画も見せられるのは嫌だなあ」と感じるだろう。
つまり、チャンネル運営側に一抹の不安を感じてしまうのだ。いまどき大学生だって動画配信時の照明や音声は気にするのに、著名キャスターである反町氏を迎えて開設したチャンネルとして、いかがなものかと思ってしまった。
ただ、これらのお小言以上に私が言いたいのは、反町氏のオープニングのコメントについてだ。動画の冒頭、スタッフの「第三者委員会の報告書に自分の名前が挙がっているのを見てどう思ったか」との質問に対して、反町氏はこう述べている。
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