「北欧こじらせ日記」週末北欧部chikaさんが誘う"ディープ"なフィンランド食文化の世界。「サルミアッキウォッカ」「カラクッコ」とは?

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自家製サルミアッキウォッカは冷凍庫でよく冷やし、ストレートやショットで楽しみます。コーラで割ってもおいしいです。

推奨サルミアッキは、フィンランドの薬局で買える「Apteekin Salmiakki」。Fazerのサルミアッキを使うと甘みが出ますが、増粘剤の影響で溶けにくくなります。

【材料(ウォッカ500ml分)】
・ウォッカ … 500ml
・サルミアッキ(粉末またはキャンディ) … 50〜100g (お好みで調整)

【作り方】

(1)キャンディの場合は、細かく砕いて溶けやすくする。煮沸消毒した瓶にウォッカとサルミアッキを入れ、しっかり蓋をする。

(2)常温で保存し、1日1回瓶を振って混ぜ、溶けるまで待つ(キャンディにより3日〜2週間)。

サルミアッキウォッカ
(画像:©️週末北欧部 chika/世界文化社)

大迫力のパン「カラクッコ」

フィンランドの数あるパンの中でも、最も迫力のあるパン……。それが「カラクッコ」です。

このパンはサヴォ地方のソウルフードで、ライ麦パンの中に豚バラ肉と小魚を詰めてじっくり焼き上げたもの。一度サヴォ地方に滞在した時、ホストファザーが釣った魚を私がさばき、ホストマザーに教わりながら一緒にカラクッコを作ったことがあります。

カラクッコ
カラクッコづくり(画像:©️週末北欧部 chika/世界文化社)
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