初開催『ダブルインパクト』の見どころを徹底解説!ロコディ・ななまがり・かもめんたる…「漫才とコントのギャップがカギ」か?

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ファイナリストは、ロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンの7組。全体的にコント師のイメージが強い顔ぶれとなった。

『ダブルインパクト』公式サイトより引用
『ダブルインパクト』公式サイトより引用

「ロングコートダディ」と「ななまがり」

「決勝で漫才コントがどう評価されるのか」という問題もあり、優勝候補を挙げるのは難しい。そこで、まずはシンプルに漫才とコントの賞レースで結果を残してきた組にスポットを当ててみようと思う。

この点に目を向けたとき、真っ先に思い浮かぶのがロングコートダディの堂前透と兎だ。『M-1グランプリ』では2021年から2年連続で決勝進出を果たし2022年に3位、『キングオブコント』(以下、KOC)では2020年以降3度決勝へと駒を進め、2024年に準優勝を果たしている。

『ダブルインパクト』公式サイトより引用
『ダブルインパクト』公式サイトより引用

昨年、Amazonプライム・ビデオで配信された『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』の取材の中で、堂前の実力を令和ロマン・髙比良くるまは「今一番"コンプリート"に近い選手。攻守すべてができる」、マヂカルラブリー・野田クリスタルは「あの大会中は誰もが『堂前をどう倒すか』みたいな感じでした」と表現している。(2024年11月15日公開の『週プレNEWS』より)

『THEゴールデンコンビ』は即興コントを軸とするバトルだ。プレイヤー、ブレーンとして優秀な堂前に加え、飄々とした兎のキャラクターによってネタに爆発力が生まれる。このふたりが、『ダブルインパクト』の初代王者となる可能性は高い。

一方、複数のメジャーな賞レースで実力を示したコンビと言えば、ななまがりの森下直人と初瀬悠太になるだろう。2016年の『KOC』で決勝進出、2024年の『THE SECOND~漫才トーナメント~』でベスト8、2020年に森下個人が『R-1ぐらんぷり』(現『R-1グランプリ』)で決勝進出を果たしている。

『ダブルインパクト』公式サイトより引用
『ダブルインパクト』公式サイトより引用
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