「奨学金の返済がある人はNG」「家計からではなく自分で返すべき」と答えた人は? 意外と「奨学金のせいで結婚できない」が真実ではないワケ

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性別で見ると、ジェンダーギャップがあることがわかります。

男性相手と相談して決める」が最多      46.4%
女性自分で借りた分は自分で返すべき」が最多 60.5%

また、受給経験がある人のほうが「自分で借りた分は自分で返すべき」を選択している割合が多く、受給していない人は「相手と相談して決める」が41.38%で最多でした。受給していない人のほうが奨学金返済に対して寛容ということに見えます。

婚活と奨学金

奨学金返済よりも婚活を優先すべき

そもそも、奨学金を返済しながら結婚相談所を介しての婚活をしている人が多くないことを考えると、結婚以前に、費用のかかる婚活自体がぜいたく品になりつつあるとも感じました。

全国の大学生の奨学金受給者の割合は年々増えています。2004年度は41.1%だったのが、2022年度には55.0%に上昇(JASSO「令和4年度学生生活調査」)。もはや奨学金受給が当たり前の時代です。

物価高や先行き不透明な時代の中で、奨学金返済が人生にどのような影響を与えるのか。これから婚活を始めるという当事者の方の参考になれば幸いです。

1つだけ、筆者がアドバイスをするとすれば、完済後に婚活をスタートしようと考えている人がいたら、何よりも婚活を優先にしてほしいということ。婚活市場においては、完済していることよりも若さのほうがアドバンテージになることを知っておいていただきたいです。

菊乃 恋愛・婚活コンサルタント

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きくの / Kikuno

恋愛婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。アメブロ公式ブロガー。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)、『7日間でとびきり愛される方法』(かんき出版)など。

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