アイドルになる以前、ドラマなどのオーディションにも参加していた。ほかの参加者と並び「この子には負ける」と思わされたのが、スターダストに所属する子役だった。
「事務所の名前を聞いたとたん、『あっ、終わった……』みたいな感覚はありました。でも、だんだん『私も入りたい』となって、当初はアイドル志望ではなく、スターダストのオーディションを受けました」
ももクロの「妹分グループに入らない?」と
オーディションの自己PRでは、得意なダンスとアクロバットを惜しみなく披露した。
「懐かしいですね。スターダストはスタイルのいい方が多いイメージだったので、靴にインソールを仕込んでいったんです(笑)。とにかく元気に『廣田あいかです!』と挨拶して、特技をアピールするために、ママの協力で作った自己紹介用のDVDも渡しました」

熱意が伝わり、みごと合格。しかし、アイドルではなく先輩の柴咲コウ(2020年3月にスターダストを退社)のような「歌える女優さん」をめざしていた。
「幼いながらに『未来のために、いまをがむしゃらに生きよう』と思っていたんです。でも、アイドルになるとは思っていなくて。オーディションであーりん(スターダスト所属のももいろクローバーZ・佐々木彩夏)さんが好きと伝えたら『妹分グループに入らない?』というお話をいただいて、翌週にはももクロちゃんからダンスを教わり、いつのまにかステージに立っていました」
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