2流3流先輩社員の小言を聞いてはならない 自分を奮い立たせるために必要なこととは?

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つねに自分らしくあるために、自分らしさとは何かを突き詰め、楽しみながら努力できることを探し、そしてその過程で物事の優先順位を明確にすればいいのです。

悪い疲れを感じる時点で、自分にとって過度な負担を感じている証拠ですから、何かを変える必要があります。たとえば仕事での早起きは苦痛なのに、遊びに行くための早起きは大丈夫ということは、その仕事が楽しめていないということです。楽しめないことは長続きしませんから、楽しめる仕事を探す努力が必要です。

これは何も仕事だけでなく人間関係にも言えます。無理して付き合っているとストレスがたまるだけですから、どんどん関係を切ればいいのです。

成功している自分を妄想しよう

そして最後のポイントは、成功している自分を妄想してください。つまりセルフイメージを持つ際に、ポジティブなイメージを持つということです。

自分の限界を定義するのは、ほかでもない自分自身です。そのため、どんなイメージを持つかは非常に重要です。10代や20代前半の頃の私は妄想しまくっており、現実とのギャップを考え、その状態を打破するにはどうすればいいのか頭をフル回転させていました。

仕事で失敗したり、上司からの評価が悪いということもあるでしょう。周りの誰からも認められない状態であったとしても、自分で自分を応援することを忘れてはいけません。

仕事での評価が低いからといって、自分の全人格が否定されたわけでもありません。ましてや、現在、評価が低くても将来は上がる可能性があるためです。それに今の職場でダメであっても次はあるものです。勝手に自分を追い込む必要はありません。

周りの評価は軽く聞き流し、自分の価値を決めるのは自分、という心構えでいればいいのです。ただし、その前提は「自分自身の評価基準がいちばん厳しい基準」でなければダメです。さもなければ、単なる勘違い人間になってしまいます。

自分勝手に聞こえるかもしれませんが、自分が主人公の人生を送る努力をする、と言い換えられるかもしれません。ですから、自分に課す目標も自分との戦いです。少なくとも周りの雑音などは徹底的に無視し、成功を目指して日々前進する喜びを見い出すべきです。

そして、ネガティブな発言をしないようにしましょう。ネガティブなことを言う人とは付き合わないことも大切です。淀んだ空気や3流の空気の中で過ごしていると、気がつかないうちに自分にも感染するので要注意です。

努力100%さんがご自身にあった方向で努力され、充実した人生を送られることを応援しております。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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